家づくりで信じてはならないもの
家づくりはとかく不安との戦いでしょう。人生で何度もあることではありませんから、当然です。
テレビでもたくさんの家づくりに関する番組が放送されています。

ここで引っ張り
これはあなたもご存じの住宅のリフォーム番組です。

CMの後に結論を!
ここに出演した、建築家のセンスがどれくらいこのリフォーム工事に反映しているか、ご存じですか?
実は半分程度です。
この番組は、出演する建築家と放送局との間で、いざこざが絶えません。放送局の演出を取り入れなくては、視聴者が喜びませんから、必要以上の演出をしなければならないのです。リフォームの依頼者とのもめ事も後をたりません。
まるっきりアマチュアのあなたが見ても、どうも不自然な細工や演出箇所が見られるでしょう。これは本来、住む人とつくる人がじっくり相談した上で進行している工事ではありません。
住む人と、つくる人との間にテレビ局という工事にも、住み心地にも全く無縁の人間が視聴率とスポンサーのために行われている工事にすぎません。
ですから、地震対策や、火災への対策に予算を多くかけられず、最低限の装備になっていることが多く、目に見える小細工にほとんどのエネルギーが費やされています。
全く、参考にならないとはいえませんが、番組の内容を鵜呑みにしてはいけません。
渡辺篤が出演する住宅の番組もありますが、あの番組に出るためのマニュアルもあるのです。あの番組に出演すると、自分の宣伝になりますから、前にこの構造や、デザインは使われているので、この路線は使ってもらえない!
だから、こっちの路線で行けばあの番組のプロディユーサーには受けるはずだ!
とか・・・
本当の家づくりをするのであれば、きちんとした住宅会社と相談することが必要です。
地盤調査結果に差が出るわけ

前回スウェーデン式サウンディング試験についてお話ししましたが、地盤調査の仕方によって多少の差が出る場合があります。ただその調査結果によって地盤改良工事なしで、着工できる場合とできない場合に分かれてしまうことがあります。
上の写真は表面波探査といい、スウェーデン式サウンディング試験と違い、地面にシャフトを刺したりしません。左側の写真のように、地面に振動を与えその振動波がどのように跳ね返ってくるかで、その地盤の状態が分析できるという方法です。
スウェーデン式サウンディング試験の場合突き刺したシャフトの真下にだけ大きな石があった場合そこから先は刺さらなくなります。ですがそれを地盤の数値として誤解してしまうことがあるのです。
ほとんどの場合、他の計測点と比較したり以前の近隣データを基にして最終的な判断をするわけですから大きな差にはならないはずですが、なぜか表面波探査探査の方が緩い結果になることが多いようです。
通常、建物の4隅と中心点の5か所を調べますが、3か所の調査で済ませる場合もあるようです。
この地盤調査ですがなぜ必要なのかというと、住宅会社は住宅の基本性能について10年間の責任を負う義務があります。大地震などの場合は防ぎようはありませんが、普通の暮らしをしている中で家が傾きだしたら大変なことになりますね。その場合ほとんどが業者の責任になります。改修工事をする場合、大きな費用が発生しますので間違いない工事をせざるを得なくなったのです。
万が一大きな改修工事が必要になった場合住宅会社は大きな損害を被るわけですから、第3者保証機関に保証を肩代わりしてもらうのです。当然有償です。
第3者保証機関はいい加減な工事に対して保証できませんから工事の節目に検査をします。この検査に適合していない場合は工事を進めることができません。こうすることで住宅会社は目が届かなかった下請け業者の手抜きなどを未然に防ぐこともできるようになったのです。
購入者も安心ですね。その際に地盤に関しても保証を適用させる場合は第3者保証機関の地盤調査の結果に対して対策をしなければなりません。第3者保証機関が『この地盤は緩いので地盤補強をしないと地盤の保証はできません』となると住宅会社も大きな不安を抱えての工事をなりますので、第3者保証機関の言うことをきかなければならないわけですね。
このような理由から地盤調査と地盤改良工事が必要なのです。
当然、そうして工事を進めた方が住む人には安心なわけなのですが・・・
持家と賃貸住宅 自分の家を持つということ

このサイトを訪れている大半のかたは、今後家の新築を考えたり、中古住宅の購入を考えている方だと思います。
住宅購入を控えた方の持家に関しての考え方などを聞きますと、多くの方は現在の家賃程度で購入したい。
という答えが返ってきます。
つまり、金銭的負担を今とはなるべく変えずに、持家に住みたい、ということなのでしょう。気持はわかります。
でも本当のところはどうなのでしょうか?毎月負担になる金額を変えずに持家に住む・・・
こんなに虫のいいはなしって本当にあるのでしょうか?自分で不動産を取得するということは、住む場所ということ以外でもたくさんのメリットやデメリットが生まれます。
これは一般的なことでしかないのですが、一番大きなメリットというのは、自分を含んだ家族が本当に豊かな暮らしができるということです。
私もそれを本当に実感しています。賃貸住宅から持家に変わっただけで確かに生活は変わります。妻も子供もはじめはなれない場所にきたような顔をしていますが、屋根に登ってテレビのアンテナを設置したり、庭にあるウッドデッキで質素ではあってもバーベキューをしたり、たくさんの友人が自宅に車で集まってワイワイ、ガヤガヤ楽しんだり・・・
そんなことを繰り返していくと、どんどん家族が仲良く暮らしていけるようになってきました。
私は普段から仕事の関係で家を留守にしがちですが、妻が近所の方と時間をかけながらも徐々に仲良く付き合ってくれたことには感謝しています。このようなことは賃貸でも可能なことなのですが、私が実感したのは、一生この人たちと付き合っていかなければならないという心理からでしょうか、深く付き合いができていくように感じました。
息子が、一人で外に出て遊んでいても向かいに住むご夫婦が道路に面した窓から、声をかけてくれたり危険なことがないように見守ってくれたり、と こんなことはごくごく当たり前の光景となっていったのは、そんなに時間はかかりませんでした。
こんな、些細なことですが私からすれば大きなメリットだったような気がします。
私ごとで長い文章になってしまいましたが、次回からは本当に幸せになれる「家づくり」のノウハウを公開していきます。



