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基礎工事について(布基礎・べた基礎の違い)
地盤調査や地盤改良工事が済むといよいよ基礎工事が始まります。木造住宅の場合大きく分けると基礎工事には2つのやり方があります。
基礎工事が終わってしまうと一般の方では、外見では見分けがつかなくなるので、大切なことです。
布基礎
べた基礎
いかがでしょうか?
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布基礎
布基礎の場合、地中からの湿気を防ぐためのコンクリートを敷き詰めますが、強度を考えて施工していません。あくまでも湿気対策です。また、布基礎の場合防湿コンクリートが必ず必要だということはありません。ビニールシートを敷き詰める住宅会社もあるようです。(最近は少ないと思いますが)この防湿コンクリートは防湿といっても特別な材質のコンクリートではありませんごく一般的なコンクリートを利用します。
逆Tの字型の底の部分だけに鉄筋が入ります
金型(型枠)を組み、これから生コンを流し込みます。
コンクリートが乾いたので、金型を外しました。
防湿コンクリートも出来上がり、木工事にとりかかります。
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べた基礎
べた基礎の場合、地面いっぱいに格子状の鉄筋が敷き詰められます。
このようになっています。布基礎の防湿コンクリートの中には鉄筋は入れませんからここが大きな違いになります。
地中ではこのような構造の違いがあるのですが、基礎工事が終わり土をかぶせてしまえば見分けがつかなくなってしまうのです。お分かりですか?
べた基礎のほうが強度はありますが費用的に高くなります。
住宅会社に、あくまでも地盤調査の結果を待ち、地盤補強の費用や工期と併せて考えることが必要です。このようにべた基礎と布基礎の違いをお話しすると、住宅会社にわがままを無理強いする方がいるようですが、信用できる住宅会社の技術者の意見をしっかり聞くことが大切です。
信用できる住宅会社探しが一番のポイントなのですよ。
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地盤改良工事の隠された秘密
22年前にできた土留め(高い土地から土が流れ出ないようにコンクリートで補強すること)です。
通常はとても頑丈にできています。このような擁壁(ようへき)に自動車でもぶつかるようなことがあれば自動車の方が壊れてしまうくらいです。
ですが・・・
土圧(どあつ→土の圧力)は大変な力があり、長年経過すると構造そのものの劣化や地震の影響を受けたりで上の写真のように壊れる運命にあるのは詳しい人であればだれでも知っていることです。ですからこの土留めが必要な土地を選ぶ際には注意が必要です。土留めを上手に使うと、狭い土地の有効活用もできますので、あってはいけないとは言えません。
しかも土地の値段がが高い地域では避けられない事情でもあります。ただ覚えておかなくてはならないのはいたずらに土地の高低差を作らないことと、新築建物の一部が土留めの直近1メートル以内に入り込む場合は地盤調査の際、将来傾く可能性があることから、地盤補強を求められることが多くなります。
このことを覚えておく必要があります。
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地盤調査結果に差が出るわけ

前回スウェーデン式サウンディング試験についてお話ししましたが、地盤調査の仕方によって多少の差が出る場合があります。ただその調査結果によって地盤改良工事なしで、着工できる場合とできない場合に分かれてしまうことがあります。
上の写真は表面波探査といい、スウェーデン式サウンディング試験と違い、地面にシャフトを刺したりしません。左側の写真のように、地面に振動を与えその振動波がどのように跳ね返ってくるかで、その地盤の状態が分析できるという方法です。
スウェーデン式サウンディング試験の場合突き刺したシャフトの真下にだけ大きな石があった場合そこから先は刺さらなくなります。ですがそれを地盤の数値として誤解してしまうことがあるのです。
ほとんどの場合、他の計測点と比較したり以前の近隣データを基にして最終的な判断をするわけですから大きな差にはならないはずですが、なぜか表面波探査探査の方が緩い結果になることが多いようです。
通常、建物の4隅と中心点の5か所を調べますが、3か所の調査で済ませる場合もあるようです。
この地盤調査ですがなぜ必要なのかというと、住宅会社は住宅の基本性能について10年間の責任を負う義務があります。大地震などの場合は防ぎようはありませんが、普通の暮らしをしている中で家が傾きだしたら大変なことになりますね。その場合ほとんどが業者の責任になります。改修工事をする場合、大きな費用が発生しますので間違いない工事をせざるを得なくなったのです。
万が一大きな改修工事が必要になった場合住宅会社は大きな損害を被るわけですから、第3者保証機関に保証を肩代わりしてもらうのです。当然有償です。
第3者保証機関はいい加減な工事に対して保証できませんから工事の節目に検査をします。この検査に適合していない場合は工事を進めることができません。こうすることで住宅会社は目が届かなかった下請け業者の手抜きなどを未然に防ぐこともできるようになったのです。
購入者も安心ですね。その際に地盤に関しても保証を適用させる場合は第3者保証機関の地盤調査の結果に対して対策をしなければなりません。第3者保証機関が『この地盤は緩いので地盤補強をしないと地盤の保証はできません』となると住宅会社も大きな不安を抱えての工事をなりますので、第3者保証機関の言うことをきかなければならないわけですね。
このような理由から地盤調査と地盤改良工事が必要なのです。
当然、そうして工事を進めた方が住む人には安心なわけなのですが・・・
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家づくりの地盤について(購入時の注意)
スウェーデン式サウンディング試験といい名前は難しいですが試験方法はいたって簡単です。
金属製のシャフトを地面にどんどん差し込んでいきます。
柔らかければ、20~30m差し込まれていく場合があります。
ある一定の基準値の堅さに到達するまで、差し込んでみますが、それによって地盤改良工事を深さ何メートルまで行うのかを決めるために行います。
地盤調査は、家の間取りや配置場所が決まるまで行いません。家のレイアウトされる場所がどんな地盤なのかが問題で、敷地全体の地盤状況は大きな問題にはなりません。
ですから、敷地全体がじめじめしていて、ぬかるんでいるようなところでも、家をレイアウトする部分地盤がしっかりしていれば地盤改良工事の必要はありません。
よく不動産業者が『ここは山を切り開いた場所で、もともとの地盤がしっかりしていますから、とても安心な土地です』などと説明します。確かにもともと山だったところは地盤がしっかりしている傾向にありますが、注意しなければならないのが、山には必ず沢があります。
この沢は水が流れていた場所です。どんな造成地でも必ずそんな場所が存在します。
この沢だった場所は、他の高いところから土を寄せ集め埋め立てます。必ずあると思ってください。分譲地を販売する不動産はこの山や、田んぼだった場所を安く買い造成工事を施し利益を載せ販売するわけですから、この川が流れたり沢がった場所を必ず知っています。
もし『そんな軟らかい地盤はない』などいうようでしたらよほどの無知かうそつきの不動産業者ですから気をつけましょう。
このような区画は、建売業者に格安で販売されたり、キャンペーン時のディスカウント物件になる場合が多いです。
一般的に分譲地を区画割りする際にやむをえず出来てしまった変形地(三角・多角形など)や北向き・地盤の軟らかい区画・ゴミ集積所に面した区画は坪単価を低く設定していますが、安いからと言って飛びつくと”安物買いの・・・”につながりますから気をつけます。
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買い方を学ぼうといってもやっぱり基本の知識も必要でしょ
建物を学んでいくことも最低限は必要ですから、このサイトでは木造軸組み工法(簡単にいえば昔から日本の大工さんが柱を立上げていく伝統的で一番多い工法のこと一般的に在来工法と言われます)に関してのみ書いていきます。
と、いうのも私の専門外ですので、あえて2×4(ツーバイフォー)や鉄骨造や鉄筋コンクリート造に関しては大きく触れません。
ここでは建材メーカーや住宅会社では話せないことや、住宅購入を考えている方が陥りやすい間違いなどをお話ししていきます。今から家づくりを考えている方には最適の情報がどんどん発信されます。
次回からは基礎工事や地盤関係の話題から始めます。
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