家づくりで信じてはならないもの
家づくりはとかく不安との戦いでしょう。人生で何度もあることではありませんから、当然です。
テレビでもたくさんの家づくりに関する番組が放送されています。

ここで引っ張り
これはあなたもご存じの住宅のリフォーム番組です。

CMの後に結論を!
ここに出演した、建築家のセンスがどれくらいこのリフォーム工事に反映しているか、ご存じですか?
実は半分程度です。
この番組は、出演する建築家と放送局との間で、いざこざが絶えません。放送局の演出を取り入れなくては、視聴者が喜びませんから、必要以上の演出をしなければならないのです。リフォームの依頼者とのもめ事も後をたりません。
まるっきりアマチュアのあなたが見ても、どうも不自然な細工や演出箇所が見られるでしょう。これは本来、住む人とつくる人がじっくり相談した上で進行している工事ではありません。
住む人と、つくる人との間にテレビ局という工事にも、住み心地にも全く無縁の人間が視聴率とスポンサーのために行われている工事にすぎません。
ですから、地震対策や、火災への対策に予算を多くかけられず、最低限の装備になっていることが多く、目に見える小細工にほとんどのエネルギーが費やされています。
全く、参考にならないとはいえませんが、番組の内容を鵜呑みにしてはいけません。
渡辺篤が出演する住宅の番組もありますが、あの番組に出るためのマニュアルもあるのです。あの番組に出演すると、自分の宣伝になりますから、前にこの構造や、デザインは使われているので、この路線は使ってもらえない!
だから、こっちの路線で行けばあの番組のプロディユーサーには受けるはずだ!
とか・・・
本当の家づくりをするのであれば、きちんとした住宅会社と相談することが必要です。
柱・土台材木の正しい知識について2
住宅会社の考え方などで大きく違いがありますが、材木の種類を問わず施工方法が悪い場合早い段階でシロアリが発生します。
よく、『隣の家から飛んできた』『人が持ち込んだ』などわからない話をする人がいますが、大きな間違いです。近隣がそのような環境であれば飛び火する可能性は大きいのは確かですが、基本的に材木が乾いていおり、風通しが良ければシロアリは繁殖場所に選びません。
つまり、シロアリの被害に遭いません。

矛盾した話しになりますが、家中に使われている材木をずっと乾燥した状態で維持するのは、湿気の多い日本では難しくほとんどの家では土台周りから痛みが出てくるのは避けられません。
古いお寺や神社を訪れる機会があれば一度確認してほしいのですが、床下の木材は何度も何度も交換して修理した後が覗えます。

建築家としてこのような事は言いたくありませんが、やはり永遠に新築当時の姿をキープすることは不可能で、”形ある物”としかいえないのが現状です。ですが、家の痛みを出来るだけ遅らせることは全力を注がなくてはなりません。
建物と湿気の問題は大変難しいのですが、ぬらしては(湿らせては)いけないと考えるより、濡れてもすぐに乾くように、水切れが良い仕組みを施す必要があります。(こう考えるべきである)
また、痛みが見つけやすく、痛んだ箇所が発見できたら速やかにかつシンプルに交換できる施工方法が望ましいといえます。
ここでお見せしている2枚目の写真は築後24年の在来工法の浴室と洗面所の境目になりますが、これはまだ程度が良い方で2×4(ツーバイフォー)の場合、相当の手間がかかります。このような状況を把握し私は以前から在来工法を勧めているわけです。
次回は床材や内装材のお話をします。
買い方を学ぼうといってもやっぱり基本の知識も必要でしょ
建物を学んでいくことも最低限は必要ですから、このサイトでは木造軸組み工法(簡単にいえば昔から日本の大工さんが柱を立上げていく伝統的で一番多い工法のこと一般的に在来工法と言われます)に関してのみ書いていきます。
と、いうのも私の専門外ですので、あえて2×4(ツーバイフォー)や鉄骨造や鉄筋コンクリート造に関しては大きく触れません。
ここでは建材メーカーや住宅会社では話せないことや、住宅購入を考えている方が陥りやすい間違いなどをお話ししていきます。今から家づくりを考えている方には最適の情報がどんどん発信されます。
次回からは基礎工事や地盤関係の話題から始めます。



