床材について(自然素材のフロアー材)

8月 19, 2009 by · Leave a Comment
Filed under: 住宅の構造, 床・床下 

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この写真は、100%自然素材で作られた床です。床は基本的に堅くて丈夫な素材を選ぶ必要があります。この写真の写真の場合、パインの無垢材を使用しています。

主に使用されるのは、

桜、楢(ナラ)、オーク(樫)、欅(ケヤキ)等が有名です。通常、安価で汎用的なフロアー材は合板で作られており、表面に薄く化粧材を貼り合わせており、一見自然素材のものと区別が付けづらい仕上がりになっています。

しかし、この材料を簡単に見分ける方法があります。できれば素足に近い状態(展示場や内覧会の会場では素足禁止の場合もあるので注意!)で実際に体感温度を感じてください。

私が感じてきた自然素材の最大のメリットは真冬でも真夏でも、ひんやりした冷たさが無いと言うことです。年中家の中を素足で歩けるところが最高です。これは一度経験すると、合板製のフロアー材使うわけにはいかなくなるでしょう。

通常の合板製のフロアー材より高価(約1.5~2倍以上)ですが、お勧めです。無駄な装備を抑え素材にこだわった家づくりをお考えになるのも良いのではないでしょうか?

柱・土台材木の正しい知識について2

住宅会社の考え方などで大きく違いがありますが、材木の種類を問わず施工方法が悪い場合早い段階でシロアリが発生します。

よく、『隣の家から飛んできた』『人が持ち込んだ』などわからない話をする人がいますが、大きな間違いです。近隣がそのような環境であれば飛び火する可能性は大きいのは確かですが、基本的に材木が乾いていおり、風通しが良ければシロアリは繁殖場所に選びません。

つまり、シロアリの被害に遭いません。

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矛盾した話しになりますが、家中に使われている材木をずっと乾燥した状態で維持するのは、湿気の多い日本では難しくほとんどの家では土台周りから痛みが出てくるのは避けられません。

古いお寺や神社を訪れる機会があれば一度確認してほしいのですが、床下の木材は何度も何度も交換して修理した後が覗えます。

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建築家としてこのような事は言いたくありませんが、やはり永遠に新築当時の姿をキープすることは不可能で、”形ある物”としかいえないのが現状です。ですが、家の痛みを出来るだけ遅らせることは全力を注がなくてはなりません。

建物と湿気の問題は大変難しいのですが、ぬらしては(湿らせては)いけないと考えるより、濡れてもすぐに乾くように、水切れが良い仕組みを施す必要があります。(こう考えるべきである)

また、痛みが見つけやすく、痛んだ箇所が発見できたら速やかにかつシンプルに交換できる施工方法が望ましいといえます。

ここでお見せしている2枚目の写真は築後24年の在来工法の浴室と洗面所の境目になりますが、これはまだ程度が良い方で2×4(ツーバイフォー)の場合、相当の手間がかかります。このような状況を把握し私は以前から在来工法を勧めているわけです。

次回は床材や内装材のお話をします。

家づくりで最重要木工事のはじまり(土台パッキン)

10月 9, 2008 by · Leave a Comment
Filed under: 基礎工事, 床・床下, 柱・土台 

いよいよ木工事に入るわけですが、上の写真は土台の下に敷く土台パッキンです。ここ最近多く使われるようになってきました。この黒い樹脂製の板の上に土台を乗せてアンカーボルトのナットを締めつけ固定します。

この土台パッキンは必ず必要だと言うわけではありませんが、大変効果的です。樹脂製のパーツが家の重要な部分に使用されるのは多少不安かと思いますが、古くからこの土台パッキンと同じような形状で”ネコ板”という栗や欅(けやき)で約3㎝の板を挟み込むことは行われてきました。

基礎に通気口を設けることもありますが、下の写真のように通気口周りにヒビが生じることがあります。床下の空気の流動量を考えると通気口を設けるより土台パッキンを使用した方が良いようです。

基礎通気口ヒビ割れ