地盤調査結果に差が出るわけ

前回スウェーデン式サウンディング試験についてお話ししましたが、地盤調査の仕方によって多少の差が出る場合があります。ただその調査結果によって地盤改良工事なしで、着工できる場合とできない場合に分かれてしまうことがあります。
上の写真は表面波探査といい、スウェーデン式サウンディング試験と違い、地面にシャフトを刺したりしません。左側の写真のように、地面に振動を与えその振動波がどのように跳ね返ってくるかで、その地盤の状態が分析できるという方法です。
スウェーデン式サウンディング試験の場合突き刺したシャフトの真下にだけ大きな石があった場合そこから先は刺さらなくなります。ですがそれを地盤の数値として誤解してしまうことがあるのです。
ほとんどの場合、他の計測点と比較したり以前の近隣データを基にして最終的な判断をするわけですから大きな差にはならないはずですが、なぜか表面波探査探査の方が緩い結果になることが多いようです。
通常、建物の4隅と中心点の5か所を調べますが、3か所の調査で済ませる場合もあるようです。
この地盤調査ですがなぜ必要なのかというと、住宅会社は住宅の基本性能について10年間の責任を負う義務があります。大地震などの場合は防ぎようはありませんが、普通の暮らしをしている中で家が傾きだしたら大変なことになりますね。その場合ほとんどが業者の責任になります。改修工事をする場合、大きな費用が発生しますので間違いない工事をせざるを得なくなったのです。
万が一大きな改修工事が必要になった場合住宅会社は大きな損害を被るわけですから、第3者保証機関に保証を肩代わりしてもらうのです。当然有償です。
第3者保証機関はいい加減な工事に対して保証できませんから工事の節目に検査をします。この検査に適合していない場合は工事を進めることができません。こうすることで住宅会社は目が届かなかった下請け業者の手抜きなどを未然に防ぐこともできるようになったのです。
購入者も安心ですね。その際に地盤に関しても保証を適用させる場合は第3者保証機関の地盤調査の結果に対して対策をしなければなりません。第3者保証機関が『この地盤は緩いので地盤補強をしないと地盤の保証はできません』となると住宅会社も大きな不安を抱えての工事をなりますので、第3者保証機関の言うことをきかなければならないわけですね。
このような理由から地盤調査と地盤改良工事が必要なのです。
当然、そうして工事を進めた方が住む人には安心なわけなのですが・・・
家づくりの地盤について(購入時の注意)
スウェーデン式サウンディング試験といい名前は難しいですが試験方法はいたって簡単です。
金属製のシャフトを地面にどんどん差し込んでいきます。
柔らかければ、20~30m差し込まれていく場合があります。
ある一定の基準値の堅さに到達するまで、差し込んでみますが、それによって地盤改良工事を深さ何メートルまで行うのかを決めるために行います。
地盤調査は、家の間取りや配置場所が決まるまで行いません。家のレイアウトされる場所がどんな地盤なのかが問題で、敷地全体の地盤状況は大きな問題にはなりません。
ですから、敷地全体がじめじめしていて、ぬかるんでいるようなところでも、家をレイアウトする部分地盤がしっかりしていれば地盤改良工事の必要はありません。
よく不動産業者が『ここは山を切り開いた場所で、もともとの地盤がしっかりしていますから、とても安心な土地です』などと説明します。確かにもともと山だったところは地盤がしっかりしている傾向にありますが、注意しなければならないのが、山には必ず沢があります。
この沢は水が流れていた場所です。どんな造成地でも必ずそんな場所が存在します。
この沢だった場所は、他の高いところから土を寄せ集め埋め立てます。必ずあると思ってください。分譲地を販売する不動産はこの山や、田んぼだった場所を安く買い造成工事を施し利益を載せ販売するわけですから、この川が流れたり沢がった場所を必ず知っています。
もし『そんな軟らかい地盤はない』などいうようでしたらよほどの無知かうそつきの不動産業者ですから気をつけましょう。
このような区画は、建売業者に格安で販売されたり、キャンペーン時のディスカウント物件になる場合が多いです。
一般的に分譲地を区画割りする際にやむをえず出来てしまった変形地(三角・多角形など)や北向き・地盤の軟らかい区画・ゴミ集積所に面した区画は坪単価を低く設定していますが、安いからと言って飛びつくと”安物買いの・・・”につながりますから気をつけます。
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買い方を学ぼうといってもやっぱり基本の知識も必要でしょ
建物を学んでいくことも最低限は必要ですから、このサイトでは木造軸組み工法(簡単にいえば昔から日本の大工さんが柱を立上げていく伝統的で一番多い工法のこと一般的に在来工法と言われます)に関してのみ書いていきます。
と、いうのも私の専門外ですので、あえて2×4(ツーバイフォー)や鉄骨造や鉄筋コンクリート造に関しては大きく触れません。
ここでは建材メーカーや住宅会社では話せないことや、住宅購入を考えている方が陥りやすい間違いなどをお話ししていきます。今から家づくりを考えている方には最適の情報がどんどん発信されます。
次回からは基礎工事や地盤関係の話題から始めます。
持家と賃貸住宅 自分の家を持つということ

このサイトを訪れている大半のかたは、今後家の新築を考えたり、中古住宅の購入を考えている方だと思います。
住宅購入を控えた方の持家に関しての考え方などを聞きますと、多くの方は現在の家賃程度で購入したい。
という答えが返ってきます。
つまり、金銭的負担を今とはなるべく変えずに、持家に住みたい、ということなのでしょう。気持はわかります。
でも本当のところはどうなのでしょうか?毎月負担になる金額を変えずに持家に住む・・・
こんなに虫のいいはなしって本当にあるのでしょうか?自分で不動産を取得するということは、住む場所ということ以外でもたくさんのメリットやデメリットが生まれます。
これは一般的なことでしかないのですが、一番大きなメリットというのは、自分を含んだ家族が本当に豊かな暮らしができるということです。
私もそれを本当に実感しています。賃貸住宅から持家に変わっただけで確かに生活は変わります。妻も子供もはじめはなれない場所にきたような顔をしていますが、屋根に登ってテレビのアンテナを設置したり、庭にあるウッドデッキで質素ではあってもバーベキューをしたり、たくさんの友人が自宅に車で集まってワイワイ、ガヤガヤ楽しんだり・・・
そんなことを繰り返していくと、どんどん家族が仲良く暮らしていけるようになってきました。
私は普段から仕事の関係で家を留守にしがちですが、妻が近所の方と時間をかけながらも徐々に仲良く付き合ってくれたことには感謝しています。このようなことは賃貸でも可能なことなのですが、私が実感したのは、一生この人たちと付き合っていかなければならないという心理からでしょうか、深く付き合いができていくように感じました。
息子が、一人で外に出て遊んでいても向かいに住むご夫婦が道路に面した窓から、声をかけてくれたり危険なことがないように見守ってくれたり、と こんなことはごくごく当たり前の光景となっていったのは、そんなに時間はかかりませんでした。
こんな、些細なことですが私からすれば大きなメリットだったような気がします。
私ごとで長い文章になってしまいましたが、次回からは本当に幸せになれる「家づくり」のノウハウを公開していきます。
満足した家づくりができないわけ!

満足な家づくりができる方法
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さて、本題ですが今まで私はたくさんの家づくりに接してきました。1000組ではききません。そのたくさんの家づくりの中で何パーセントの方が満足の出来る家づくりができたのでしょうか?
自分が接してきたのに、とても無責任にきこえるでしょう。
家を販売する立場でしたから、いくら赤いネクタイを薦めても青がいいと言われるとどうしようもないのが、本当のところでした。そのような仕事から離れ、建築会社のコンサルをしていますが、今だから本当のことをお伝えしようとこのサイトを立ち上げた次第です。
今は、住宅購入希望者の相談も受けていますので、たくさんの成功事例や失敗談が私のもとに集まってきます。このサイトに訪れた、あなただけは失敗のない家づくりを実現してください。
出来るだけの情報を書いていくつもりです。さてタイトルにもあるように、満足した家づくりができない最大の理由はなんでしょうか?
建売や新築マンションを買う場合も一緒です。
それは、あまりにも建築に関しての勉強に力を入れすぎるあまりに、本当の家の買い方を勉強していないのです。工法がどうだとか、間取りがどうだとか、そのまま建築家にでもなるのだろうか?と思えるくらいの勉強をしてしまうことです。
確かに、最小限の知識は絶対に必要ですが、専門家に任せるところは任せるとして、一生後悔しない家の買い方を学ぶことが先決です。
生涯で何百万、何千万の支払いの差が生まれてしまうのです。支払いを怠るわけにはいきませんから、渋々生活を切りつめて毎日くらい顔をしながら、何十年も暮らすのですか?
子供の進学費に追われて、夫婦は信頼し合えないまま・・・
でもこれが現実です。
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